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私が調理師として、ホテルで働きたいと思ったきっかけは、初めて食べたホテルの会席料理です。その一品一品の美味しさと繊細で美しい見栄えに驚かされ、私も自分が作った料理で食べて頂いたお客様を感動させ魅了させたいと思うようになりました。

調理の世界は厳しく、特に和食の世界では先輩、後輩の規律が厳しいと覚悟していました。しかし、料理人の心構えといった基本的なことから、盛り付け方や調理方法まで厳しいだけでなく、丁寧に指導していただきました。最初は、前菜の盛り付けやちょっとした味付けなどの担当をさせてもらいながら、徐々に野菜や魚を使った料理を少しずつ練習しながら身に付けていきました。日常業務を通じて料理人として多くの大切な事を学ぶことができとても勉強になっています。

現在の部署に配属されて2年が経ち、今は魚を捌く練習をしていますが、早くお客様に提供できるレベルになりたいと考えて努力しています。料理に対する考えをより深くし、調理方法のスキルアップなど今の自分に足りないものがなにかを考えて、色々な知識や技術を身に付けたいと思います。

入社当時、不安で何度もくじけそうになった時や辛い時もありました。その様な時は、その日の仕事の中で一つでも出来た事を見つける事が大事だと思います。私自身も周りの方に助けていただきながら、諦めずに少しでも成長できたのかなと思います。みなさんも一緒に頑張っていきましょう。